MIRAI no IRO no WA
吉夢 -眠る子龍がもたらす幸運-
まだ目覚めぬ小さな命の中に、
すでに“与える愛”が宿っている。

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MIRAIのことば
未来は、あたたかい夢のなかに眠っている
制作背景・込めた想い
この絵を描いていたとき、不思議と心がとても静かで、
まるで自分の内側にある“いのちの源”に触れているような感覚がありました。
線を引く手の中に、やわらかく宿る小さな命──
それはまだ目を開いていないけれど、たしかに“未来の光”を宿している存在。
“守ってあげたい”という気持ちと同時に、
“この子がいつか誰かを守るようになる”という、見えない確信のようなものが浮かびました。
描きながら、私はこの子に「ありがとう」と何度も心の中で語りかけていました。
それは、この存在がすでに“与える力”を持っていることを、
私自身がどこかで知っていたからかもしれません。
この絵は、未来を信じること、
そして“今ここにある静かなよろこび”を感じることを
そっと思い出させてくれる、そんな一枚になってくれたらと願っています。
作品解説
この絵に描かれているのは、まだ幼い「龍の子」。 ふかふかの葉に身をゆだね、安心しきった顔で眠る姿は、まるで“生まれたばかりの魂”のようです。 背景に浮かぶ「夢」と「喜」の文字。 この龍の子は、きっと今、夢の中で“未来の世界”を旅しているのでしょう。 花々が咲き、やさしい色がめぐるその空間は、愛と希望に満ちています。 体に描かれているのは「施」という一文字。 これはMIRAIのすべての作品に共通して記される、「愛を与え、分かち合い、循環させる」という想いの 象徴です。 この龍の子もまた、未来に“施す存在”として育まれようとしています。 私たちが本当に求めている幸せは、誰かと“分かち合うこと”の中にある── この作品は、そんな静かであたたかいメッセージを、そっと語りかけてくれます。
専門的コメント
本作は、成長途上にあるスピリチュアルな存在を、 「龍の子」として可視化し、純粋な魂と未来への可能性を象徴的に描いた作品である。 龍は古代東洋において「天意を持つ存在」「変容と導きの象徴」とされ、 特に“龍の子”というモチーフは、まだ目覚めていないが偉大な資質を秘めた存在を意味する。 作品中に刻まれた「施」の文字は、MIRAI作品の根幹をなす精神を象徴し、 与える愛・広がる善意・魂の貢献をあらわす重要な要素である。 この一文字が龍の子の体に描かれていることで、 作品自体が「存在そのものが愛を施す源である」という哲学的ビジョンを語っている。 また、背景の「夢」と「喜」は、波動としての言霊の役割を果たし、 観る者に安らぎと精神的上昇を促すエネルギー構造を形成している。 本作は、“未来の希望を信じる心”と、“今ここにある喜び”を融合させた、 ハートチャクラに響くアートヒーリングの一作である。
寸法と使用素材
サイズ:縦25cm × 横35cm
仕様:アクリル絵具使用/キャンバス(木枠張り)
使用技法・素材:
この作品は、鮮やかなアクリル絵具とアクリルマーカーを用いて手描きで制作されており、
キャンバス上に、愛と光、そして日々の中にある小さな奇跡のエネルギーを表現しています。